自己管理。
先日ご紹介した 新入りの娘さんですが・・・
ちゃんとした名家から、そして「オリジナルコンディション」ってことで・・
あえて、ガッチリとセッティング出されていないわけです。
そりゃもちろん、弾く人の好みってモノもありますし・・・
なので、一通りのセッティングは自分でやります。
弦は、24インチスケール・太めのフレット・トップロードブリッジ、という条件からして・・・「0.11〜0.48」のアーニーボール、Power Slinky でいってみましょう。
スライドバー使用も想定して(コレが重要でもあるんですが(笑)
ナット溝もチラっとヤスリつつ・・・弦高を。
・・・っと、その前にやっておくことがあって。
ペグ=マシンヘッドが油切れでキシキシ言ってるんですねぇ・・・
弦を張る前に・・・一度外して・・・と思いましたが
ありゃ・・けっこうネジ山がツブレ気味ですな。
ちょっと怖いので、スプレータイプの粘度の高いグリス(ぶっちゃけチェーンルブw)を隙間からブチ込んでクランクでぐりぐり回してやって。
おお、良い感じに滑らかに〜(人´ω`)♪
あらためて弦を張り替え、弦高調整。
ついでにコントロールパネルも開けてVol. Tone、ジャック、と接点復活剤をシュッ。
コンデンサーはちゃんと(?)70年代モノのセラミック(茶色いおせんべいみたいの)
CTSポットの軸は白い樹脂のやつ、これも懐かしいです。
何度か試しつつ、弦高「高め」でいい感じに。
ピックアップの高さもちょっとだけ上げ。
うん、ずいぶんキャラが変わりました。
しばらくアンプ側でも色々変えて弾き倒しましたが・・・
ギター側の Vol. Tone. の可変範囲というか許容範囲・・?・・・特にTone。
使える広さがとにかく広い。
全開だとシャランシャランつーか、ギランギラン。
8くらい、がフツーのネックポジくらいのブーミー。
6くらいが・・・微妙に渋くてサスティンもいい感じになる。
4あたりでも、Vol. をちょっと絞ってやると面白い鈴鳴り。
いずれも、Vol. の具合によって意外にバラエティ豊かな音色が。
ガラスのスライドバーが仲良しみたい。
ってなところで・・・ボディ背面の「ヤケ」ってやつを。
フラット角形ハードケース付属だったんですが、その内装からの移り染みなんですねぇ。(ケース側も染みになってる)
推理するに・・・ペタンと置かれた状態で軽く浸水し、その後蒸された・・・のではないかと。(コンテナ内とかね・・)
汗だと、こーゆー風にはならないんですよねぇ〜・・・・
まぁ、前オーナーさんも、販売店でも、そこそこ努力したらしいんですが・・・
はい、コレはもう浸食しちゃってるので・・・どうしようもないッス。
ゲージ太くしたら生鳴りも良くなりましたし、四弦がちょっとデッドぽいですが、電気音的にはそ〜んなに影響無さそう。
ふむ・・・フルチューブアンプとの相性が良くなったかもしれん。
ちょっと考える(笑)