修理や調整。
モーターサイクルでも、楽器でも、電化製品や家具やら洋服やらカバンやら・・・
これは、どう考えても血筋、だと思ってますし、教育と言ってもいいのかもしれません。
自分でやる んです、なーるべく、ね。
もちろん「プロの領域」ってのがありますので、そこは侵犯しないように。
まずは、昭和鉄線ギター、らくだやのメインを張ってるMONTANOの姐さん。
言ってみりゃあ、もう既に「満身創痍」なのは分かりきってるんですけど・・・
この、1、2、3弦側の糸巻きの・・・
3弦のペグボタンが・・割れてしまいまして。
巻弦の細い奴、ってテンション強いんですよねぇ・・・・
もう、接着とかでは強度が足りない。
で、ですね、この手のパーツって、もう、新品はなかなか入手しづらく
モノ自体の生産をしてるのかどうかすら、すでに怪しい・・・
もし、正統に発注なんぞ出したとしても〜 納品まで何日、いやさ何ヶ月かかるか分かりません(ホントです!)
そーすると、やっぱり、いつもの「怪しいギター屋さん」を頼るしかないわけでして。
なんとな〜く連絡しておいたら、ごっそりあるストック部品の中から「コレかな?」という奴を選定してもらえました・・・なにしろ、取扱い経験値が高いですからね・・・(笑)
今までギターに付いてた部品を外して比較してみます。
まぁ、ほぼ、ドンピシャ。
ボタンのデザインが合致してないよ?
あ? そんなの生音には影響しませんから!
後ろ向いてるから客からも見えないし!(笑)(笑)
この「カニさん」みたいなペグも「多分オリジナルじゃないね〜」とのことです。
・・・・というわけで、取り付け。
あっさり、すっきり付きました。
ちょっとだけ取り付けビス穴がズレてましたが・・・
4点ガチっと締められたので問題ナシです。
ギア・トルクも良い感じで、オープンEチューニングにしっかり応えてくれそう。
※らくだやの次のライブは・・8/21(火曜日)ですよ〜
一件終了!
さて次!
PRSの・・・弦交換&リセッティングを、ね。
どうやら、販売店で張ったと思われるダダリオの10〜46をあっさり却下して。
ミディアム・ショートなスケールも相まって、テロンテロんなんですわ。
そして、弦高が低すぎる。
ピックアップの高さ=ネック・ブリッジのPUバランスも怪しい。
っと、弦を外そうとして四苦八苦・・・・
誰だ!この弦張ったバカは!!!
現物は撮影できなかったので再現しますが
この巻き付け方で、一周もしてない。
6本全部よ?
コレねぇ・・・張るときは早くていいのよ、確かにね。
でも、交換で外す時、いちいちペンチやらニッパやらが必要になって時間が掛かるし、なにしろテンションがちゃんと稼げず、当然出音にも悪影響です。
はっきり言いますけど、私が楽器屋に居た時「絶対やっちゃダメ」と言われた張り方ですよコレ。
正しくやり直しました・・・・(ノ∀`)
どーよ?美しいでしょ?
ゲージも、(スケールを考慮して)ヘヴィ・ボトムを採用して 10〜52 とし、ここからピックアップ・バランスを取りつつ、弦高調整・オクターブ調整のやり直し・・・・
Σ (´Д`ノ)ノ
なんだ? おおおお?テンション・バランスも良くなったし・・ネックPUの音がまったく別モノに化けた!
てことは・・・・
おお!ブリッジとのミックスの出音がさらに良くなったではないか!
ちょっとデッド気味だった3弦ハイフレットもサスティン出てるし・・・・
よし、ここから更に・・
ブリッジPUの高さを今一度・・・詰める。
・・・イイネイイネ!
ブリッジだけ、のスルドさも増したし、PUの素性はイマイチだけれど、良い感じでハコ鳴りも拾ってる。
なんだよ
ちょっと自信ついちゃったよなぁ・・・・
念のため、キャビティ開けて・・・コンデンサの確認。
むふーん、やっぱり、よくあるクロレッツ。梅味?w
(フェンダー系だとミント味(笑)
これ、ちょっと良さげなオイル物か、オレンジドロップにするだけでも、ワンランク上の音になりますからねぇ。
・・・というのも、基本のセッティングがちゃんと出てこそ!ですから。
むふふふ・・・楽しみがまた増えました。(人´ω`)♪