らくだやの唄の歌詞「人生劇場」
人生劇場
いっつも損な 役回り
引き立て役が よく似合う
たまには オレにも
セリフをおくれよ
たまには オレにも
いい役まわしておくれよ
この広いステージで
この広いステージで
「人生」という名前の
この広いステージで
いっつもつまらねぇ 役ばかり
通り過ぎるだけの 端役者(エキストラ)
この広いステージで
この広いステージで
たまには オレにも
主役を演じさせてくれ
らくだやの唄の歌詞「おまじない」
おまじない
どうにも こうにも すすまない
押しても 引いても うごかない
そんな時は そんな時は
おまじない
唱えてみる
Dan Du Di Du Dan
効いてんのかな
にっちも さっちも 片付かない
ああしろ こうしろ あぁ ウルサイ
そんな時は そんな時は
おまじない
唱えてみる
Dan Du Di Du Dan
効いてんのかな
そんな時は そんな時は
困った時は 迷った時は
おまじない
唱えてみる
Dan Du Di Du Dan
「気は持ちよう」さ
おまじない
唱えてみよう
らくだやの唄の歌詞「大人のブルース」
大人のブルース
言い訳ばっかり うまくなる
それが 大人
それが 立派な オトナ
逃げ足ばっかり はやくなる
それが 大人
それが 立派な オトナ
「めんどくせぇ」ばっかり 言っている
それが 大人
それが 立派な オトナ
馴れ合いばっかり くだらねぇ
楽屋オチばっかり つまらねぇ
それが 大人
それが イマドキの オトナ
短く持って 必ず当てろ
短く持って コツコツ当てろ
そう言われて 大人になって
思い切り 振り回せない オトナ。
らくだやの唄の歌詞「帰ろう」
帰ろう
ついさっきまで バスが走ってた道を
歩く 歩く
ずっと向こうを 赤いランプをつけたバスが
ゆっくり 走っていく
置いてきぼりは いつものことだけど
今度ばかりは やりきれないよ
越えたと思ったさ
あの時だけはね
でもまだ 届いてもなかった
この汚ねぇ手で
なにかをつかむなんてできない
この汚ねぇ手で
つかみとったものは
汚れたまま色あせてゆくだけさ
置いていかれちまった
あいつにも バスにも
そして 時代にも
もういくらあがいてもおそい
もう おそいよ
帰ろう 帰ろう
さぁ ねぐらへ 帰ろう
帰ろう
らくだやの唄の歌詞「らくだやのテーマ」
らくだやのテーマ
のこのこ歩いて
ゆっくり休んで
のこのこ歩いて
ゆっくり休んで
マイペース、マイペース。
らくらく らくだの心意気
砂ぼこりひどくても
何とかなるもの
雑音うるさくても
あんまり聞こえませーん
マイペース、マイペース。
らくらく らくだの心意気
荷物はそこそこ
想い出はたくさん
のこのこ歩いて
ゆっくり休んで
マイペース、マイペース。
らくらく らくだの心意気
どこに行きたいとか
何になりたいとか
特にはありません
のこのこ歩くよ
のこのこ歩くよ
フムムム フムムムーン…
らくだやの唄の歌詞「つかのま、の間」
つかのま、の間
寒い朝 目が覚めて めざましはまだ先
ぬくぬく ウトウト もうちょっと もうちょっと
おふとんのなかで つかのまの まのま
ベビーカーの中で彼は 右手で おしゃぶり
左手はお母さんのスカートを離さない
握るチカラは どれほどのものか
ガタゴト電車の中 つかのまの まのま
今日も残業 とぼとぼ帰り道
こんな時間に どこかの家から
ふわり ふぅわり ヒジキの煮物・・・?
思わず 足が止まる つかのまの まのま
毎日 何かしら やらなきゃいけないこと
くり返しくり返し 毎日の くりかえし
やりたくないようなことも くり返しくり返し
でも その スキマに 小さなうれしさがある
そんな 本当の「日常」を 見つける
つかのまの 束の間の 間の間。