らくだやのブログ

単車のリズムにのって、写真やら音楽やら。

四弦開眼。

・・・なんて言うほどの大仰なモンでもありませんが(笑)

先月、中頃のこのエントリーで紹介したテナーギター・・・・

あれから色々実験してみたり試行錯誤を重ね、漸く「これなら」というスタイルが固まってまいりまして。

まずは弦のセッティング。

太い方から

0.32(wound)・0.24(wound)・0.16(plain)・0.12(plain)

そしてチューニングを A・E・A・E

としました。

これはもう、この楽器特有のテンションやら何やら・・・というのと、

「KeyがAの曲を演奏しやすい」のが合致してる状態です。

※どんなテナーギターでもマッチするわけではありません・・と。

これこそが「らくだや調弦」と!(*゚∀゚)o彡゜(コラッw

 

・・・・ここまでこぎつけて、どれどれ、では歌の伴奏の練習を始めてみましょうか、と良い調子でやたらと弾きまくっていましたら、

 

ふと    ふと、気付いちゃったんですねぇ。

(あれ?ウクレレとかでも勝手にこういうコト、してもイイんじゃねーの?)

よくネーヨ!!

 

全世界の、ウクレレとはこういう楽器で、こういうチューニングで、こういう指づかいで・・・コードはこうで・・・と教えていらっしゃるスクール講師の皆様、本当に申し訳ありません・・・・ヽ(´o`;

 

そんな理由で、買ってきやがりましたよこのオッサンは。

f:id:geddy873:20180630212751j:plain

DCTというブランドのUKC-2152というモデルです。

dctjapan.net

よく見るサイズの「ソプラノ・ウクレレ」よりちょっと大きく、ネックも長い。

コンサートウクレレ という種類になるそうです。

なんでこれにしたかと・・・単純に(ボデー)大きい方が低音が出るべ?

てのと、「ウチのテナーギターと握った感じが似てたw」

で、ウクレレがどんな弦構成の楽器か、てのはもちろん知っておりましたので〜

購入前の段階から「LOW-Gのセッティングってどーなの?」と。

要するに「一番上に細い弦があるのがヤダ!」

 

・・・・・・(ノ∀`) この天の邪鬼・・・

三本ばかりの候補から楽器をあっさり決め、LOW-G用のプレーンガットの径を調べ・・

帰宅してすぐにガチャガチャ弄くりまわして。

f:id:geddy873:20180630214450j:plain

1.2弦はそのまま。

3弦を外して4弦に転用、3弦には別途購入したLOW-G用のプレーン弦を新たに張替え。

f:id:geddy873:20180630214644j:plain

ブリッジはバーですから良いんですが・・・・

ナットは、元々4弦は細いG線を張るための細い溝なので〜

f:id:geddy873:20180630214811j:plain

ちょちょいとヤスリで加工して、上手く弦高調整も出来ました。

 

で、この状態で・・・・

LOW-Gチューニング(G・C・E・A)で弾くもよし。

 

「らくだや調弦」風にやってみましたが・・・

(E・B・E・B)のKeyがテンション良さそうですね。

スライド・バー使った時のサスティーンもなかなかいい味出してます。

なにより、テナーのハモちゃん(そんな命名されてたのかw)より、静かに軽やかに音が出せますので・・・夜間の練習とかね。

 

しかし、ノーマルのウクレレチューニングでもあっさり弾けるもんだなぁ、というのは昭和鉄線スタイル(オープンチューニング色々)〜で「勘」が鍛えられたんだろうか・・?

というか・・やっぱり「こう弾かなきゃいけないんだ」という縛り(?)みたいなものが融けちゃった、ような感覚なんですよねぇ。

 

 

・・・エレキ・ベースも、チューニング弄ってみようかな(笑)

(いや、昔も「Ebのブルース」ってセッションで言われたらシラっと下げてましたけどね?w)