らくだやのブログ

単車のリズムにのって、写真やら音楽やら。

らくだや ライブのご案内(8月)

8月も真ん中過ぎて〜

7月からの「猛暑」も、そろそろ終焉?

お盆休みも終わって、マッタリした気分になる頃に・・・・・

昭和鉄線ギターの「モサッ」とした音色と、能天気なお歌を。

「昭和鉄線スラヰダー」らくだや です。

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8月のライブのお知らせ。


8月21日(火曜)


阿佐ヶ谷チェッカーボード (お店の案内コチラ)

スタート 20:15


● らくだや


● 中井智也


● ももカルテット


チャージ¥500+ドリンク

 

※こんな告知を打ち込みつつ、訃報が流れたアレサ・フランクリンの歌声を聴いております・・・

いつ頃からか、私はある種の「悟り」というのか何なのか、いわゆる「先達」と呼ばれる数多の方々(特にミュージシャンですが)が鬼籍に入られるのは「ま、しょーがねぇよな」と受けとめられるようになりました。

というか、別に著名有名じゃなくたっていつかは、誰だって、と思っているわけです。

もちろん、自分も含めて。

 

特に、音源や映像をたくさん残したミュージシャンに関しては「おおありがたや」という感謝の想いばっかりなのです。

 

たくさん聴きます、たくさん眺めます。

残してくれたものを。

 

渡してくれた魂のバトンを、自分も、誰かに渡せたらいいな。

だから、やり続けているんです、生の音楽を。

 

そんな気持ちが、伝わったらいいな。

自分のライブは、毎回そんな気持ちを込めています。

 

修理や調整。

モーターサイクルでも、楽器でも、電化製品や家具やら洋服やらカバンやら・・・

これは、どう考えても血筋、だと思ってますし、教育と言ってもいいのかもしれません。

 

自分でやる んです、なーるべく、ね。

もちろん「プロの領域」ってのがありますので、そこは侵犯しないように。

 

まずは、昭和鉄線ギター、らくだやのメインを張ってるMONTANOの姐さん。

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言ってみりゃあ、もう既に「満身創痍」なのは分かりきってるんですけど・・・

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この、1、2、3弦側の糸巻きの・・・

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3弦のペグボタンが・・割れてしまいまして。

巻弦の細い奴、ってテンション強いんですよねぇ・・・・

もう、接着とかでは強度が足りない。

で、ですね、この手のパーツって、もう、新品はなかなか入手しづらく

モノ自体の生産をしてるのかどうかすら、すでに怪しい・・・

もし、正統に発注なんぞ出したとしても〜 納品まで何日、いやさ何ヶ月かかるか分かりません(ホントです!)

そーすると、やっぱり、いつもの「怪しいギター屋さん」を頼るしかないわけでして。

なんとな〜く連絡しておいたら、ごっそりあるストック部品の中から「コレかな?」という奴を選定してもらえました・・・なにしろ、取扱い経験値が高いですからね・・・(笑)

 

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今までギターに付いてた部品を外して比較してみます。

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まぁ、ほぼ、ドンピシャ。

ボタンのデザインが合致してないよ?

 

あ? そんなの生音には影響しませんから!

後ろ向いてるから客からも見えないし!(笑)(笑)

この「カニさん」みたいなペグも「多分オリジナルじゃないね〜」とのことです。

 

・・・・というわけで、取り付け。

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あっさり、すっきり付きました。

ちょっとだけ取り付けビス穴がズレてましたが・・・

4点ガチっと締められたので問題ナシです。

ギア・トルクも良い感じで、オープンEチューニングにしっかり応えてくれそう。

 

※らくだやの次のライブは・・8/21(火曜日)ですよ〜

一件終了!

 

 

さて次!

PRSの・・・弦交換&リセッティングを、ね。

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どうやら、販売店で張ったと思われるダダリオの10〜46をあっさり却下して。

ミディアム・ショートなスケールも相まって、テロンテロんなんですわ。

そして、弦高が低すぎる。

ピックアップの高さ=ネック・ブリッジのPUバランスも怪しい。

 

っと、弦を外そうとして四苦八苦・・・・

誰だ!この弦張ったバカは!!!

現物は撮影できなかったので再現しますが

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この巻き付け方で、一周もしてない。

6本全部よ?

 

コレねぇ・・・張るときは早くていいのよ、確かにね。

でも、交換で外す時、いちいちペンチやらニッパやらが必要になって時間が掛かるし、なにしろテンションがちゃんと稼げず、当然出音にも悪影響です。

はっきり言いますけど、私が楽器屋に居た時「絶対やっちゃダメ」と言われた張り方ですよコレ。

 

正しくやり直しました・・・・(ノ∀`)

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どーよ?美しいでしょ?

ゲージも、(スケールを考慮して)ヘヴィ・ボトムを採用して 10〜52 とし、ここからピックアップ・バランスを取りつつ、弦高調整・オクターブ調整のやり直し・・・・

 

Σ (´Д`ノ)ノ 

なんだ? おおおお?テンション・バランスも良くなったし・・ネックPUの音がまったく別モノに化けた!

てことは・・・・

おお!ブリッジとのミックスの出音がさらに良くなったではないか!

ちょっとデッド気味だった3弦ハイフレットもサスティン出てるし・・・・

よし、ここから更に・・

ブリッジPUの高さを今一度・・・詰める。

・・・イイネイイネ!

ブリッジだけ、のスルドさも増したし、PUの素性はイマイチだけれど、良い感じでハコ鳴りも拾ってる。

 

なんだよ

ちょっと自信ついちゃったよなぁ・・・・

 

念のため、キャビティ開けて・・・コンデンサの確認。

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むふーん、やっぱり、よくあるクロレッツ。梅味?w

フェンダー系だとミント味(笑)

 

これ、ちょっと良さげなオイル物か、オレンジドロップにするだけでも、ワンランク上の音になりますからねぇ。

・・・というのも、基本のセッティングがちゃんと出てこそ!ですから。

むふふふ・・・楽しみがまた増えました。(人´ω`)♪

ギターのスケール(弦の長さのほう)

またちょっと変なギターが手元に来まして。

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PRS SE Zach Myers Signature というモデルなんですが・・・

ハーフ・セミホロウボディ、H-H 2v2t というレイアウトに

24と1/2インチという妙なスケール。

あれ???PRSって25インチじゃなかったっけ?

試奏した時、ホェ?なんか近っ!! てなったのはやっぱり・・・??

 

調べてみよう そうしよう

 

「弦長」で計るより、ナット(ゼロフレット)から12フレットまで、で計った方が精度が出そうなので・・・ちょっと計ってみましただよ。

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ストラトキャスター:32.2mm

 

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レスポール:31.2mm

 

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G&L Asat Classic BluesBoy:32.2mm

ま、こりゃストラトと同じですわな・・・・

 

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ミュージックマスター:30.3mm

これが所謂「ショート・スケール」って扱い。

 

で、本題・・・

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PRS SE Zach Myers・・・30.8mm

ほらぁ!なんか変だな〜と思ったんだわ・・・・

ギブソンより短いじゃないですか〜

(決して「弾きにくい」わけではないのです、どちらかというと、ラクに弾ける)

 

※本来のPRSスケール、と巷で呼ばれているのは、ギブソン系とフェンダー系の中間を選んだスケールでして、「どちらのユーザーからもあまり違和感なく弾いてもらえるはず」みたいなお題目が付いてたはずなんですよね〜・・・

 

で、ちょっとオマケ

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昭和鉄線ギター・MONTANO No.38:31.8mm

ちなみにYAMAHA DYNAMIC GUITAR も同じ長さでした・・・

 ・・・・ん? あれ? あれれれ?

昭和鉄線ギター・・こそがPRSスケール!

でしたと・・・いうオチでした・・・(ノ∀`)

 

んで、この新しいPRSちゃんは・・・

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セミアコっぽい使い方に向いてるみたいなので〜

70〜80年代のヒュージョン・ギター遊びなどに活躍させます。

先日、新調したこの「赤いの」と、相性も良いみたいなので(笑)

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★青いの、はご臨終なんです・・・つ´Д`)つ

らくだや ライブのご案内(7月)

7月になりまして、2018年・・・平成最後の年も半分切ったわけです。

とて・・かわらず、日常のオンガクを。

「昭和鉄線スラヰダー」らくだや です。

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七月のライブのお知らせ。


7月10日(火曜)


阿佐ヶ谷チェッカーボード (お店の案内コチラ)


スタート 20:15


● らくだや


● るーずぱんてぃ


● 横内カズヤ


チャージ¥500+ドリンク

 

「昭和鉄線スラヰダー」を二つ名に冠して、いわば「再起動」をしたのが・・・

2015年の6月末、やはりこの場所、阿佐ヶ谷チェッカーボードからでした。

のこのこ歩いて4年目に突入、極めてマイペースですが・・・

少しづつ、進んでは、いるのです・・・このオッサンは。

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画像は〜 らくだやの「実印」です(笑)

四弦開眼。

・・・なんて言うほどの大仰なモンでもありませんが(笑)

先月、中頃のこのエントリーで紹介したテナーギター・・・・

あれから色々実験してみたり試行錯誤を重ね、漸く「これなら」というスタイルが固まってまいりまして。

まずは弦のセッティング。

太い方から

0.32(wound)・0.24(wound)・0.16(plain)・0.12(plain)

そしてチューニングを A・E・A・E

としました。

これはもう、この楽器特有のテンションやら何やら・・・というのと、

「KeyがAの曲を演奏しやすい」のが合致してる状態です。

※どんなテナーギターでもマッチするわけではありません・・と。

これこそが「らくだや調弦」と!(*゚∀゚)o彡゜(コラッw

 

・・・・ここまでこぎつけて、どれどれ、では歌の伴奏の練習を始めてみましょうか、と良い調子でやたらと弾きまくっていましたら、

 

ふと    ふと、気付いちゃったんですねぇ。

(あれ?ウクレレとかでも勝手にこういうコト、してもイイんじゃねーの?)

よくネーヨ!!

 

全世界の、ウクレレとはこういう楽器で、こういうチューニングで、こういう指づかいで・・・コードはこうで・・・と教えていらっしゃるスクール講師の皆様、本当に申し訳ありません・・・・ヽ(´o`;

 

そんな理由で、買ってきやがりましたよこのオッサンは。

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DCTというブランドのUKC-2152というモデルです。

dctjapan.net

よく見るサイズの「ソプラノ・ウクレレ」よりちょっと大きく、ネックも長い。

コンサートウクレレ という種類になるそうです。

なんでこれにしたかと・・・単純に(ボデー)大きい方が低音が出るべ?

てのと、「ウチのテナーギターと握った感じが似てたw」

で、ウクレレがどんな弦構成の楽器か、てのはもちろん知っておりましたので〜

購入前の段階から「LOW-Gのセッティングってどーなの?」と。

要するに「一番上に細い弦があるのがヤダ!」

 

・・・・・・(ノ∀`) この天の邪鬼・・・

三本ばかりの候補から楽器をあっさり決め、LOW-G用のプレーンガットの径を調べ・・

帰宅してすぐにガチャガチャ弄くりまわして。

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1.2弦はそのまま。

3弦を外して4弦に転用、3弦には別途購入したLOW-G用のプレーン弦を新たに張替え。

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ブリッジはバーですから良いんですが・・・・

ナットは、元々4弦は細いG線を張るための細い溝なので〜

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ちょちょいとヤスリで加工して、上手く弦高調整も出来ました。

 

で、この状態で・・・・

LOW-Gチューニング(G・C・E・A)で弾くもよし。

 

「らくだや調弦」風にやってみましたが・・・

(E・B・E・B)のKeyがテンション良さそうですね。

スライド・バー使った時のサスティーンもなかなかいい味出してます。

なにより、テナーのハモちゃん(そんな命名されてたのかw)より、静かに軽やかに音が出せますので・・・夜間の練習とかね。

 

しかし、ノーマルのウクレレチューニングでもあっさり弾けるもんだなぁ、というのは昭和鉄線スタイル(オープンチューニング色々)〜で「勘」が鍛えられたんだろうか・・?

というか・・やっぱり「こう弾かなきゃいけないんだ」という縛り(?)みたいなものが融けちゃった、ような感覚なんですよねぇ。

 

 

・・・エレキ・ベースも、チューニング弄ってみようかな(笑)

(いや、昔も「Ebのブルース」ってセッションで言われたらシラっと下げてましたけどね?w)

ギターをつくる。

先月中頃の・・・日記みたいなエントリで触れていましたが・・・

SQUIERのいちばん安価なモデルのストラトキャスターをベースに、

コツコツ部品を集めて・・・・

出来上がったのがコレ。

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ネックPU一発、てのはもちろん・・・

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この、ミュージックマスターのレイアウトなわけですが。

この娘を入手して、そこそこ弾き倒したからこそ「耳ができた」とでもいいましょうか・・・「どういう音質にしたいのか」が定まったようなもので。

★30数年前に「ブリッジPU一発のみ」のストラトなら作ったんですけどね(笑)

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シンプル・イズ・ベストの極みですな。

トレモロレス・ボディだったのが決め手です。

※写真がちょいと暗くなっていますが・・・本当はこんな色。

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なかなか深いブルー・カラーでいい感じなんですよ。

 

んで、これは・・ちょっとお戯れ。

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ストラトマスター ?

ってアンタww

PUは暫定で乗せたんですが、けっこう理想的な音がするので・・よっぽどの「出物」が入手できるまでは、このまま。

簡単に言いますと・・・

「典型的なストラトのネックPUポジション」

とは、ひと味違います・・・・( ̄ー ̄)ニヤリ

玉遊び

球・・・の方だと「真空管

玉・・・の方だと「レンズ」

・・と、相場が決まっておるようです。

先月ちょいと エントリーしました が・・・

geddy873.hatenadiary.jp

そうそう、OMレンズ & マウントアダプターを購入したので・・・

良さげなOMレンズも、見つけたら保護する方向でパトロールに励んでおるのですが。

M42レンズ、という大きな沼があるらしい・・・ということは知っておりまして。

十数年前よりの「レンズガチャガチャ歴」を紐解いても、なぜか M42 は触りませんでした・・・

で、ここにきて ついに手を出した・・・いやいや、まだまだ、沼の岸辺あたりで軽くチャパチャパしてるくらいのモンでしょうが。

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アサヒペンタックス、SMC-Takumar 35mm / F3.5

と、当然・・・EFマウントとを仲介するアダプター、購入です。

(先月あたりは、このマウントアダプター自体が品切れしててて、買えなかったんです・・・)

先日の OLYMPUSは28mmでしたから・・・

 

広角方面、じわじわレンズが増えてきましたね。

しっかし、M42レンズは、それだけでも本が何冊も出版されているくらい・・・

古の銘玉がたーっくさんありますな・・・

カメラ=「暗箱にシャッター」と割り切ってるんですが、ちょっと以前とは違う・・・のが、「フルサイズセンサー」という部分。

この部分でのストレスが少ないからこそ、「玉遊び」に真剣になれるのではないかな?

などと思っております。

次は、アサペン・・・55mm/F1.8・・・・を、ね、やっぱり定番ですし(笑)

 

 

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OMレンズも、良いものは捕獲する方向で!!щ(゚д゚щ)